霧月の執筆道場

文章の練習用のブログです。内容はノンフィクション寄りの雑記(Essay)。

深夜のコンビニと言えばあの曲を思い出す

10年以上前だが、ニコニコ動画で「コンビニ」という曲が流行ったのをご存知だろうか。

 

親が寝たのを確認した子供が、暇だから夜中にコンビニに行き、店内を物色し、店員と対決するような話である。

当時は色々なアニメやオリジナルのイラストで手書きMADが作られた為、動画を知るきっかけはそれぞれだったと思うが、いずれにしてもかなり流行った記憶がある。

 

これを聞いていた頃は、私もこの曲で夜中にコンビニに行く子供と似たような年齢だった。

 

私の実家はこんなに気軽に行ける位置にコンビニはなかったが、あったら間違いなく行っていただろう。

深夜に明るいコンビニに行くことは大人なことであり、この時の私にとって憧れでもあった。

 

大人になって自立してから、夜中でも好きにコンビニに行けるようになった。

今は違うが、コンビニの近くに住んでいて歩いて行けたこともある。遠くても車で行くことができる。

自立してからの生活の中で、やはり何度か夜中にコンビニに行くこともあった。私はその度にこの曲と『昔、夜中にコンビニに行きたかったこと』を思い出してしまう。

 

しかし、この曲のシチュエーションのように、夜中に暇だから買うものはないけど行こうということはあまりなかった。

そこまで夜は暇にならず、基本的に疲れて寝ることのほうが多い。

ふらっと立ち寄るならともかく、家にいる状態からコンビニまで行く時は基本的に用事がある時だけである。ある意味当たり前ではあるが。

 

 

昨日はプリンを買う為に車で深夜0時過ぎにコンビニに行った。ここまで遅いのは流石に久しぶりである。昨日に限って同居中の彼の仕事の帰りが非常に遅く、彼が食べたいと言った為である。

結局実際に食べるのは朝になったが、やはり深夜のコンビニに行くと頭の中でこの曲が流れざるを得ない。

 

「大人になったと実感したこと」を聞かれたら、深夜にコンビニに行けるようになったことも入るのではないかと思う。

 

 

ちなみに件のコンビニの一例です。検索で上の方にきたのでこちらを貼らせて頂きますが、これ以外にも当時はたくさん動画が作られていました。

https://nico.ms/sm18526030