霧月の執筆道場

文章の練習用のブログです。内容はノンフィクション寄りの雑記(Essay)。

思い切ってと言うか、辞めたくなって辞めたこと

お題「思い切ってやめてみた事」

 

思い切って辞めてみたこと。

 

最近あきらかにやらなくなったのは「目に見えない系統のもの全部」かもしれない。

 

私は宗教は好きではない。

でも、元々、子供の頃は、宗教ではないが親が好きだったからか、スピ系や占い、寺社仏閣などには親和性があった。

最近は普通に寺社仏閣くらいにしか行ってなかったのだが、それもやめたし、御朱印も無理に集めなくなった。神社の前を通ってもよほど時間がない限りは行かないことにしている。特に避けているわけではないが、無理に行かなくなった。

験を担ぐようなことも全部やめた。

掃除や断捨離すらもそういう効果を狙わなくなったので、無理のない範囲でしかしなくなった。体調が悪ければ体を休める方を優先するようになった。

 

なぜそうしたかというと、信じても無駄だと思うことがあり、これまで結果が出たことは全部こういう努力とは関係ない所で起きていると思った。私の場合は。

 

そうしたら、何が起こったかと言うと。

 

心の拠り所が減ったような気がした。

まぁ、今の私からみたら、これまで心の拠り所にしていたものは”砂上の楼閣”というか…結局、存在しないものだったようにも思うので、ある意味何も変わっていないような気もする。

でも、かつては持っている必要があった、希望とか夢とか、そういったものを否定している気もする。というか、それを持ち続けたとしても今の私にはそれが魅力的に見えない。世界の見え方が変わったんだろうなと思う。

 

あとは、金の使い道がないんじゃないかと思うくらい出費が減った。ある意味、危険なくらい欲がなくなっている気がする。

収入に関しては、増えている実感はないが、増やしたいという欲も薄い気がする。時間が空いたから仕事…という、数年前までは当たり前のようにしていたことが、今はできる気がしない。

 

正直、生きていくことを考えるのならある程度の欲は必要だと思う。それが生きていくための原動力になる。

 

今のところは、空いたところに何かを入れようとすらしていないので、なにか入れたほうが良いのかもしれない。

今は何も入れたいものがないので、そのままにしておくしかないが…。