霧月の執筆道場

文章の練習用のブログです。内容はノンフィクション寄りの雑記(Essay)。

結構スッキリするカード類の断捨離

先月、思い立って銀行口座のデビットカードを解約した。

確か住所変更をしに銀行に行った時に、銀行員に勧められて作ったものだったと思う。実際はほぼ使っておらず、私の生活スタイルには合わないと判断した。また、このカードは規定金額に達しないと年会費がかかるタイプのカードでもあった。偶然にも年会費がかからないギリギリのタイミングでもあったので、良いタイミングで思い立ったと思う。

 

今月は、ほぼ使っていないクレジットカードを解約した。

解約しようと数ヶ月前から思っていたのだが、少しの間使う用事があったので解約していなかった。今回、用事もなくなり将来的にも必要がなさそうな目処がたったため解約した。

このカードは車を買った時に勧められたカードで、8年近くは持っていたはずだが、使ったのは今回の1件だけだった。お守り的な意識で持っていたのだが、基本的になくても困らないカードだと思う。それに、これも地味に年会費がかかる。

 

解約する前は想像していなかったので驚いたのだが、どちらのカードも電話一本でオペレーターとの会話無しで解約ができた。ボタンを押していくだけで、最後まで応対は自動音声のみだった。

 

これらを解約するまで、「解約」というものに経験上抵抗があった。

カードではないが、数年前、スマホの契約をD社から格安SIMに乗り換えたことがあった。電話で解約したが、このときはオペレーターによる理由の聞き出しや引き止めが非常にしつこかったことを今でも覚えている。最早、軽くトラウマである。

この印象があるので、何でも解約というものは非常に面倒だという印象があった。しかし、時代の流れなのかこれらの会社が最初からそうだったのか、今はもうせいぜい注意事項の説明のみで過剰な引き止めはなかった。

 

カードを作るというのは手間がかかるので、一度作ると解約するのも精神的に抵抗を感じたりするが、それでも解約すると結構スッキリした。不安になると思ったがそんなことはなかった。そのカードに関する支払いは今後一切発生しないというのも、肩の荷が降りたような気持ちになった。

 

というわけで、特に年会費が発生しているカードで使っていないものがあったら解約を検討してみても良いかもしれない。考えているより簡単に解約できる可能性も高い。