霧月の執筆道場

文章の練習用のブログです。内容はノンフィクション寄りの雑記(Essay)。

納得のいく文章を書くために十分な睡眠は必要

最近の話だが、寝る直前に文章を書いていると、仕上がった後も何故か新規記事等を頭の中で書き続けていて結果的に2時間ほど寝られないことがある。

今月は文章に触れる時間が長くなったので、余計にそうかも知れない。

新入社員の時に夢の中でも仕事していることがあるが、それに似た状態である。

 

だが、新入社員とは違い、書き物というのは決まったことや指示されたことをやっていれば良い類の代物ではない。

頭を使う作業である。そのため、絶対に睡眠は必要である。

書き物でなくても睡眠は十分にとったほうが望ましいが、書き物の場合は、睡眠不足が原因の不快感や体調不良、イライラなどが露骨に文章に反映されやすい。また、そもそもタイピングの手が進まないことが多い。

 

7年くらい前もよく文章を書いていた。それも、ネットに出す為の文章を。

こことは別だが、初めてブログというものを始めた頃である。

当時は働きながら睡眠時間を削ってブログを書いていたが、睡眠時間を削って書いている状態はやはり望ましいとは言えない。

深夜にも早朝にも書いていたと思う。仕事で疲れたままの状態、または、休息が十分に取れていない状態での執筆が多かった。また、当時は家族の理解も得られておらず隠しながらの作業だったので、余計に気を使いながらの活動でもあった。

一応、その時その時で完成はさせるようにしていた。しかし後から見て、どこをどう直したら良いかすらわからなくなってしまう文章も少なくはなかった。

 

世の中には様々な事情、様々な目的を抱えて書いている人がたくさんいると思うので、その状態に良し悪しはないのだろうと思う。

だが、私は個人的にそれよりずっと前から文章を書いてきたためか、文章をひとつの作品として捉えたいとも考えている。文章なら、一生書いていられると思う。読んで頂く相手がいる以上は、少なくとも睡眠不足はできるだけ避けたいところでもある。

 

寝るための方法は色々と言われているが、上手くいく時もそうでない時もある。おそらく、そういった方法を複数組み合わせることにより成功率が上がるのではないかと思う。

そう毎日は上手く行かないと思うが、コンディションの良い日を増やすためにも心がけたいところだ。