霧月の執筆道場

文章の練習用のブログです。内容はノンフィクション寄りの雑記(Essay)。

「高校生に戻ったらしたいこと」を現実的に可能そうな路線で考えてみた

お題「高校生に戻ったらしたいこと」

 

高校時代は私にとっては制限が大きすぎて(実家が厳しすぎたので)、今戻ったところでできることはそんなに変わらないと思う。

 

それを踏まえて…。

 

それでも、今の私が当時の私にアドバイスをしたら、もう少し充実することは間違いないだろう。

 

まず、アルバイトを勧めたい。

いきなり接客はハードルが高いと思うので、アルバイトは接客ではないものもあると伝え、接客以外のアルバイトを勧めたい。

 

実際は、当時住んでいた実家が車無しで働きに行くにはとても不便な位置にあり、門限前に帰ることを考えたらアルバイトはできなかった。

また、アルバイトをしなかった結果私の成績が良かったので、下の妹は完全にアルバイト禁止にさせられてしまったが、私の時は厳密には禁止にはされていなかったはず。

やるなら送り迎えはしないと言われただけで。

当時は親をかいくぐってまでいろいろとやるような行動力が私にはなかっただけである。今ではもったいなく感じるほど動いていなかったが、親の目を気にして生きざるを得なかったので、ある程度は仕方がないのだろう。

 

だからこそ、当時の自分にはアルバイトを勧めたい。

アルバイトは上記の条件があるので土日だけでも良い。

アルバイトをして貯金しろとまでは言わないが、毎月美容院に行き毎月マツエクに行けば、おそらく数倍は高校生活も充実していたのではないだろうか。

 

やはりメイクへの興味が高いわけではないので、自力では手間はかけられないしやっても続かないと思うが、サロンに通うくらいならできるはずである。

どう見られるかというのもあるが、それ以上にそういった「武装」をすることにより、自信が付き、もっとクラスメイトと絡んでいたのではないかと思う。

美容院とマツエクの方法に気づいたのは20代以降であり、知らなかったので仕方がないのだが、もっと早く知りたかったと思う。

 

振り返っても自信が付き始めたのは「親の影響ではなく自分で職場を選んで」働くようになってからである。どれだけ勉強しても進学不可能だったあの実家では勉強する意味が今考えても皆無だったので、私の環境に限る話だが、やはり働いたほうが充実しただろう。

 

もしこれを実行した場合、見た目が派手になったとされて親に怒られないかという心配は付きまとったと思うし、実際に親と修羅場になっていた可能性は高い。その結果、結局アルバイトを禁止にさせられていた可能性もある。

そもそも高校時代よりも自由な今の方が幸せだったりする。

やはり戻らずに安全な現在からいろいろと想像しているのが、私の場合は一番良いのかもしれない。笑